
タイル名称統一100周年記念
「蔵出し!昭和のタイル再発見」
2022.09.15(Thu)~10.04(Tue)
INAXライブミュージアムでは、2022年9月15日(木)~10月4日(火)まで、「蔵出し!昭和のタイル再発見」展を開催します。
日本でタイルという呼び名が統一されてから、今年でちょうど100年。その節目に、タイル名称統一100周年を記念する巡回企画展「日本のタイル100年」を開催(4月9日~8月30日)、日本のタイルの歩みを紹介し、多くの方にタイルを知っていただく機会となりました。
展覧会の準備に際し、タイルの歴史を掘り起こす作業のなかで、タイルメーカーの一員である我々も目を見張るほど、装飾性豊かで多様な昔のタイルとの出会いがありました。そこには時代の流行を映した懐かしさと共に、現代の感性をも刺激する「何か」が潜んでおり、このまま眠らせておくのはもったいないと急遽企画したのが、「蔵出し!昭和のタイル再発見」展です。文字通り、倉庫の中でお蔵入りしかけていた素敵なタイル見本をざっくばらんに陳列し、再び光を当て、皆さまに愛でていただこうという企画です。
古くて、新しい、タイルの魅力と可能性に出会う機会となれば幸いです。
【展示資料】※詳細は、チラシ裏面を参照ください。
●見本台紙(台紙に張り付けた実物見本):1960年代から90年代まで、メーカー各社が製作・販売したタイルの見本台紙を9テーマ別に展示。
●型録:タイル・建材メーカー伊奈製陶(後のINAX、現在のLIXIL)が発行したタイル関連型録を、大正末期から昭和中期を中心に展示。
●タイルと建築「Tile & Architecture」:タイル特注物件の施工事例写真集『Tile & Architecture』<1981~2004年にINAXが発刊、全23号>に掲載された約480件の施工事例のうち、台紙に張り付けた200件弱の現物見本を展示。
タイル名称統一100周年記念
「蔵出し!昭和のタイル再発見」
【会 期】2022年9月15日(木)~10月4日(火)
【会 場】INAXライブミュージアム「土・どろんこ館」企画展示室
【休館日】水曜日
【観覧料】共通入館料にて観覧可 (一般:700円、高・大学生:500円、小・中学生:250円)
【主 催】INAXライブミュージアム
【企 画】株式会社LIXIL
【お問合せ】INAXライブミュージアム TEL:0569-34-8282
新型コロナウィルス感染防止対策について
- 会場全景
- 会場では9つのテーマ別に見本台紙を展示
- さまざまな形状のタイル見本(一例)
- 各社の見本台紙(一例)
- 大正13年創業から昭和50年頃までの、伊奈製陶時代の製品型録を展示
- 昭和7年発行のモザイクタイルパターン集「CATALOGUE INA MOSAIC TILES」の表紙
- 昭和29年発行のタイル型録「伊奈のタイル」(表裏)