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都市表象分析Ⅰ

10+1series

都市表象分析Ⅰ

本体価格 2,200円
体裁 B6判変型・上製・440頁
ISBN
978-4-87275-093-5

2000年04月発行

現代都市の諸相をめぐる分析であると同時に、ベンヤミンの方法をその分析において活用した書物。夢と覚醒、表象と現実、古代と近代、遠さと近さが渦巻くような律動のなかで交差した世界、その二重化した像を通して、都市という廃墟の誕生と死を透かし見る。


■目次

[prologue]未来の化石──非都市の存在論

[1]
光の皮膚の肌理──都市写真という寓意
路上の系譜──バラックあるいは都市の忘我状態
腐敗する湿原都市──昭和の死と東京
無人の風景──建築が見る不眠の夢

[2]
コンピュータの屍肉──サイバースペースの生ける死者たち
建築の哀悼劇──ヴァーチュアル・ハウスをめぐって
逆説都市──室内の幻像からノワールの宇宙へ
ポスト郵便都市──手紙の来歴、手紙の行方

[appendix]
二つの扉──性差という分割
暗号的民主主義──ジェファソンの遺産

[3]
メモリー・クラッシュ──都市の死の欲動
エクリチュールの夢魔──漢字という(ス)クリプト
奇妙な天使たち──言葉なきものの都市
都市の子午線──1998年10月21日

[epilogue]寓意への愛──都市表象分析の方法


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[特集]田中純『都市表象分析I』論
http://10plus1.jp/monthly/2000/04/


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大都市の死から線をめぐる抗争へ
小林康夫

もうひとつの「都市/世界」を見る視点
磯崎新

アナクロニズム/縦断する思考
五十嵐太郎

ガラスの粉末としての理論構築
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死を通過した言説
岡崎乾二郎

都市表象分析のアナクロニズム──建築機械、コンピュータ、夢の形象
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