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レヒネル・エデン<br>──ハンガリーの世紀末建築

単行本

レヒネル・エデン
──ハンガリーの世紀末建築

本体価格 5,800円
体裁 菊倍判・上製・156頁
ISBN
978-4-87275-007-2

1990年10月発行

19世紀末から20世紀初頭、ハンガリー民族固有の問題を正面に据え、ハンガリーのアール・ヌーヴォーともいえる建築群を生み出したレヒネル・エデン。その多彩な装飾空間を赤地経夫の写真で伝える、日本初の作品集。国内外の研究者による評伝・評論も充実。


■目次

レヒネル──その装飾空間 撮影・文=赤地経夫

レヒネル・エデンの作品 撮影・文=赤地経夫
──応用美術館/地質学研究所/郵便貯金局/シペキ邸/セント・エルジェーベト教会/ケチュケメート市庁舎/セゲド市庁舎/セント・ラースロ教会/ブラチスラバのギムナジウム/ブダペストの小学校/集合住宅(アパートメント)/実現されなかった計画案/シュミードル墓廟

ハンガリーの造形言語は今まで存在しなかった。しかし今こそ誕生しようとしている。──建築家レヒネル・エデン(1845→1914年)の生涯 ハディック・アンドラーシュ
世紀転換期のハンガリー建築──ヨーロッパの周辺で花開く近代の民族文化 伊藤大介
レヒネル・エデンの時代におけるハンガリー応用芸術──さまざまな芸術家群像 キッシュ・エーヴァ
年表──レヒネル・エデンとその時代 ピンテール・タマーシュ

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