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幕末の探検家松浦武四郎と一畳敷

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幕末の探検家松浦武四郎と一畳敷

本体価格 1,500円
体裁 A4判変型・並製・78頁
ISBN
978-4-86480-709-8

2010年06月発行

幕末に生きた多彩な顔を持つ稀代の才人、松浦武四郎。本書では、日本の国防を憂い、6度も一人で蝦夷へ向かって作成した集大成・蝦夷山川地理取調地図を導入に、旅の記録を描きとめた直筆の野帳や覚書から、特に暮らしや道具、動植物など民俗学的視点で描かれたページを多数紹介します。また、旅の集大成である書斎「一畳敷」を細かく考察。激動の時代に生きながら、真摯な中にもユーモア溢れる武四郎のまなざしに迫る初のビジュアル本です。


■目次

松浦武四郎の蝦夷地図 高木崇世芝

□記録
──野帳/図会/日誌/絵双六/刊行本/北海道人樹下午睡図
奇想の仏画北海道人樹下午睡図 安村敏信
武四郎年表

□交流
──渋団扇帖/篆刻/蝦夷屏風/古器縦横/骸骨図縫付傘
松浦武四郎は山中共古の名付け親 坪内祐三

□幕末の探検家──松浦武四郎の一畳敷
──一畳敷室内細部/一畳敷室外細部
[インタビュー]唯一無二の書斎──一畳敷の魅力を語る ヘンリー・スミス
旅を愛し歩き続けた松浦武四郎の生涯 山本命

撮影=中里和人

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