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道具の心理学<br>──いまモノ語りが始まる

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道具の心理学
──いまモノ語りが始まる

本体価格 1,800円
体裁 A4判変型・並製・84頁
ISBN
978-4-87275-807-8

1999年03月発行

なぜその道具をもち、使い続けるのか。一つの道具と長年連れ添ってきた人々による20の「モノ語り」を通して、人と道具との関わりを探り、道具をめぐる心理を考える。


■目次

人と「もの」をめぐる精神分析 野田正彰

「人生十キロ」のヤカン 竹原あき子
三十八代目藁草履 池内紀
Mおじさんの小机 奥本大三郎
午睡の道具立て 蓜島庸二
スニーカーと欠け茶碗 岡本信也
村びとからの贈り物「箒」 堀愼吉
竹の小箱 鈴木博之
靴の記憶 大竹誠
カヤマリカになるメガネ 香山リカ
コダワラナイコダワリ 南伸坊
はじめての弁当箱 大竹昭子
道具も愛嬌 林丈二
飯台と踏み台 田中忠三郎
赤道を一周した靴 布施英利
団らんの友 岡本靖子
一木イコール自転車 一木努
黒のドレス 山田登世子
雑貨のダイレクトメール 石山修武
フランチェスコの椅子 小泉和子
護身用の財布 赤瀬川原平

コダワレナイ俺 久住昌之
道具の解体と復権 紀田順一郎
モノの生態心理学 佐々木正人

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