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現代木造住宅論<br>──板倉の住まい

ALBUM

現代木造住宅論
──板倉の住まい

本体価格 900円
体裁 A5判・並製・48頁
ISBN
978-4-87275-058-4

1995年05月発行

「家の作りようは、夏をむねとすべし」の徒然草を枕に、日本の風土と家の造りの関係を考察。閉鎖的な竪穴住居から大陸の影響を受けて開放性を増していく日本の住宅史を描きつつ、壁の建築である板倉に注目、そこに自然と共生する現代の住まいの可能性を見る。


■目次

第1章 「夏をむねとすべし」再考
夏向きと冬向き
閉鎖的な古代の住まい
囲いと吹き放ちが併存した貴族住宅
開閉自在な武家住宅
気密性のある西日本の民家
通気性のある東日本の民家
再び「夏をむねとすべし」

第2章 板倉と土蔵
板倉
北関東の板倉
八ヶ岳山麓の板倉

第3章 松と杉
松枯れ
杉の人工林
杉板

第4章 板倉の住まい
入母屋御殿と2×4
ログハウス
土壁と断熱材
骨太で表し
板倉の住まい/4寸角構法

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