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現代建築家コンセプト・シリーズ24<br>403architecture [dajiba]|建築で思考し、都市でつくる

現代建築家コンセプト・シリーズ

現代建築家コンセプト・シリーズ24
403architecture [dajiba]|建築で思考し、都市でつくる

本体価格 1,800円
体裁 A5判・並製・160頁
ISBN
978-4-86480-030-3

2017年09月発行

21世紀に入って経済成長の神話が崩れ、都市回帰と地域再生の動きが同時に進み、建築が大きな転換点を迎えるなか、403architecture [dajiba]は2011年に静岡県浜松市を拠点に活動をスタートし、約6年の間に50のプロジェクトを完成させてきた。彼らは、敷地やプログラム、クライアントが異なるそれぞれのプロジェクトのなかに「材料転用」「既存応用」「慣習ずれ」「新旧混成」「等価空間」「単位反復」という性格を見出し、新たな建築的価値を浮かび上がらせる。これら6つの「タグ」は、これからの建築が求める複層的な価値観を示すとともに、建築という創造の歴史との豊かな接続を物語っている。
本書では、6つのタグによる作品分析、6つのタグの歴史的解釈を行なうとともに、イギリスの建築家集団「Assemble」とのメール対談では、建築活動の世紀的な転回を語りあう。建築はこれからどのような意思とともにあるべきか。ここにひとつのモデルが示される。


■目次

彌田徹|行き来する思考と実践のかたち

6 tags from 50 projects
材料転用
既存応用
慣習ずれ
新旧混成
等価空間
単位反復

Feedback across 3,000 years
橋本健史|都市からの学びを歴史に見る

Feedback across 9,500 kilometers
辻琢磨+アミカ・ダール(Assemble)|建築と都市が続いていくために


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403architecture [dajiba](彌田徹、辻琢磨、橋本健史)+モクチン企画(連勇太朗、川瀬英嗣)+藤村龍至(建築家)
http://10plus1.jp/monthly/2017/12/pickup-02php.php

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