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著書解題<br>──内藤廣対談集2

単行本

著書解題
──内藤廣対談集2

本体価格 2,400円
体裁 A5判変型・並製・472頁
ISBN
978-4-87275-162-8

2010年06月発行

──建築は時代を画す、本は時代を作る
建築家・内藤廣が、自身の思考や設計活動に大きな影響を与えた建築書の名著11冊に今再び挑む。どのような時代背景にどのような意図で名著が生まれたのか、11冊の著者本人に迫り、日本の現代建築史のなかでの位置づけを再考、現在へと繋がるテーマを再発見していく。INAXの広報誌『INAX REPORT』人気連載の単行本化第2弾。大川三雄との対談総集編と「本と論文にみる現代建築思潮年表|1960-2004」も掲載。


■目次

プロローグ|Back to the future

磯崎新 全編予告編だった『空間へ』──『空間へ』(1971)
長谷川堯 大正を通して現代をあぶり出す──『神殿か獄舎か』(1972)
原広司 人間と建築の同義性を証明したい──『建築に何が可能か──建築と人間と』(1967)
植田実 一時代を疾駆した『都市住宅』──『都市住宅』(1968年5月創刊)
菊竹清訓 世界に名乗りを上げた〈か・かた・かたち〉──『代謝建築論──か・かた・かたち』(1969)
宮内嘉久 自らの立ち位置を問え──『建築ジャーナリズム無頼』(1994)
林昌二 毒は薬になり得たか──『建築家 林昌二 毒本』(2004)
槇文彦 都市をみる、都市を読む──『見えがくれする都市──江戸から東京へ』(1980)
川添登 文明論をもって「滅亡」を大胆に予見──『建築の滅亡』(1960)
石元泰博 桂離宮にミースを見た...──『桂 KATSURA──日本建築における傳統と創造』(1960) 『桂──日本建築における伝統と創造』(1971) 『桂離宮──空間と形』(1983)
伊藤ていじ 民家に文化形成の基盤をみる──『民家は生きてきた』(1963)

総集編 大川三雄 活字が伝える時代の証言
本と論文にみる 現代建築思潮年表|1960-2004
エピローグ|Playback part2

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