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現代建築家コンセプト・シリーズ11<br>長谷川豪|考えること、建築すること、生きること

現代建築家コンセプト・シリーズ

現代建築家コンセプト・シリーズ11
長谷川豪|考えること、建築すること、生きること

本体価格 1,800円
体裁 A5判・並製・160頁
Japanese/English
ISBN
978-4-86480-303-8

2011年12月発行

1977年生まれの若手建築家、長谷川豪初の著作集。全体をゆるやかに3つの章「考えること」「建築すること」「生きること」に分節し、長谷川豪の建築作品とそこに至る思考をあきらかにする。
「考えること」をとおして建築に向かい合うこと、古くから行なわれてきた「建築すること」に現在のリアリティを吹き込むこと、生活や身体といった「生きること」すべてを建築に重ねていくことをめぐり、長谷川氏の深く豊かな建築観が示される。建築と生、リアリティとヴィジョンなど、さまざまな遠近を地続きのものとして捉え、建築という形を与えてゆく様子に、読者は彼の思考のやわらかさとその建築の可能性を感じるだろう。日英バイリンガル。


■目次

考えること、建築すること、生きること

第1章 考えること
媒介と建築的思考
良く悩む
模型論──問いをたてること
拘束
時間と歴史

第2章 建築すること
建築言語の生命力
天と地と斜め
内と外、スケールとリズム
余白のプロポーション
家型

第3章 生きること
生きるよろこび
センス
有象無象、同じであること
空間に運動を与える
リアル


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