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10+1 No.48<br>特集=アルゴリズム的思考と建築

TenPlusOne

10+1 No.48
特集=アルゴリズム的思考と建築

本体価格 1,500円
体裁 B5判変型・並製・236頁
ISBN
978-4-87275-143-7

2007年09月発行

コンピュータを用いた新しい論理にもとづく創作が建築を幾何学的な構成の水準から変革しつつある、その現状。

編集協力=柄沢祐輔


■目次

□特集 アルゴリズム的思考と建築
建築におけるアルゴリズム的思考 柄沢祐輔
アルゴリズム的思考の軌跡をめぐって 磯崎新インタヴュー
アルゴリズム的思考と建築の「新しいリアル」 伊東豊雄+フロリアン・ブッシュインタヴュー
新たな秩序の現われとして 藤本壮介インタヴュー
ソフトウェアを用いた大規模都市計画の実践 ヤコブ・ファン・ライス(MVRDV)インタヴュー 訳=服部暁文
[座談]相互触媒的な建築 セシル・バルモンド+ピーター・ロイド・ジョーンズほか 訳=服部暁文
Wiki的都市は構想可能か? 江渡浩一郎インタヴュー
複数のマテリアル/複数のアーキテクト 神成淳司インタヴュー
何が(実際のところ)なされるべきなのか──MVRDVの理論的コンセプト バート・ローツマ 訳=松田達+桑田光平

[作品構成]
Natural Computationの景相化 田中浩也+久原真人
アルゴリズム的思考とは何か 松川昌平
超線形設計プロセス論──新たなコンテクスチュアリズムへ 藤村龍至
アルゴリズム的手法によるフォームの生成 柄沢祐輔
Tooling──アランダ/ラッシュ 訳=篠儀直子
Can Architecture Heal? 福西健太+ジェニー・サビン 訳=福西健太

多数性としての東京──21世紀における都市空間の遷移をめぐって 南泰裕+国士舘大学南研究室
磯崎新インタヴュー ターニングポイント、空間から環境へ 聞き手=日埜直彦

□連載
都市表象分析[30]波打ち際の知──『都市の詩学』への追記 田中純
『日本の民家』再訪[6]瀝青会、海へ 四国再訪・漁村編 瀝青会・中谷礼仁 写真=大高隆
ネット公正論─データの逆襲[1]プロクロニスト・マニフェステーション ドミニク・チェン
テクノロジーロマン[4]象徴装置 ヨコミゾマコト+山中新太郎+地引重巳 伊藤暁/落合正行/池上豊/川上恭輔/高橋弘毅/鈴木達也/夏目将平/平川祐生/町田恵/村上真/森まりえ/吉延詳朋
Our Planet[2]ホンマタカシ
地上にて[1]安全への22キロ 石川初
技術と歴史[10]サステイナブル・デザインを遡る レクチャー=野沢正光
現代住宅論[5]モデュールの現在 難波和彦

□10+1 PASSAGE
ゼロ年代の建築・都市[1]家型の一九五〇年代 五十嵐太郎
インヴァリアンツ[1]顔とダイアグラム 平倉圭
オルタナティヴ・ダンシング[1]「タスク」について 木村覚
記録・抵抗・記憶[1]映画になった村 小原真史
人文研探検、あるいは新京都学派の履歴書[1]『雲岡石窟』を支えるもの──京都・雲岡・サンフランシスコ 菊地暁
次世代型世界システム論序説[1]従来型世界システム論の三つの限界 山下範久
バイオエシックスの場所[1]戦場にて 美馬達哉
都市の病理、心理学化する社会[5]脳は空より広く、言葉より狭い 斎藤環

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