書籍検索

10+1 No.45<br>特集=都市の危機/都市の再生──アーバニズムは可能か?

TenPlusOne

10+1 No.45
特集=都市の危機/都市の再生──アーバニズムは可能か?

本体価格 1,500円
体裁 B5判変型・並製・236頁
ISBN
978-4-87275-138-3

2006年12月発行

政治経済のグローバリゼーション、環境問題、人口構造の変化から転換点に立つ都市の諸問題を踏まえ、その再生プログラムを探求。


■目次

□特集 都市の危機/都市の再生──アーバニズムは可能か?
[対談]都市再生のアクチュアリティ 北沢猛+太田浩史
[資料]柏の葉アーバンデザインセンター/UDCK 日高仁
「中心市街地活性化」のアーバニズム 中島直人
今日の中国都市計画 鄭波 翻訳校正=二瓶士門
「影」のデザイン 岡部友彦
下北沢における都市環境と人災 マティアス・センドア・エチャノヴェ 訳=入江徹
歴史的港湾都市・鞆の浦──再生の「まちづくり」の生成 鈴木智香子+中島直人
「ヴァーチュアリズム」のなかの公園 酒井隆史
余剰人類? マイク・デイヴィス 訳=篠原雅武
Cities. Architecture and Society 編=リチャード・バーデット 訳=伊藤香織+篠儀直子
ユルバニスムをめぐって 松田達
移動の意味──近代と機動性 フランソワ・アシェール 訳=桑田光平

タウトが歩いた東京 1933-1936 斉藤理
磯崎新インタヴュー 『空間へ』〈お祭り広場〉『日本の都市空間』──一九六〇年代における都市論の方法をめぐって 聞き手=日埜直彦

□連載
都市表象分析[27]博物誌という遊戯──驚異の部屋としての都市 田中純
『日本の民家』再訪[3]都市の水面 内郷村再訪 瀝青会・中谷礼仁 写真=大高隆
テクノロジーロマン[1]第一回:ユニバーサリズムのオブセッション ヨコミゾマコト+山中新太郎 太田浩史/大村洋平/落合正行/金龍大/権藤智之/夏目翔平(イラスト)/見立竜之輔
LOCUS SOLUS[9]ハイナー・シリング
思想史的連関におけるル・コルビュジエ──一九三〇年代を中心に[8]八束はじめ
技術と歴史[7]歴史のなかの都市グリッド 伊藤毅
現代住宅論[2]建築の四層構造 難波和彦

□10+1 PASSAGE
「悪い場所」にて[15]美、あいまい、分裂──新・日本主義と「未生」の美術史 椹木野衣
1990年代以降の建築・都市[21]ゴースト・イン・ザ・サンプリング・マシーン 五十嵐太郎
音響場試論[2]音響技術の発達と音響場のメディア化 安田昌弘
マゾヒスト映画宣言──前田陽一を再導入する[2]「イメージ」との契約 廣瀬純
サウンド+アート+サイエンス[2]Regulation 池上高志
リアリティについて[6]多様性──その一 日埜直彦
ダブル・ストーリー[2]視点の錯綜と親密さ──「噂の娘」と「T邸」 乾久美子
ソーシャルウェアのイノヴェーション・スタディ[2]mixiとゲーテッド・コミュニティという隠喩 濱野智史
都市の病理、心理学化する社会[2]「記述」はなぜ「笑い」とともになされなければならないのか 斎藤環

TOP