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10+1 No.41<br>特集=実験住宅

TenPlusOne

10+1 No.41
特集=実験住宅

本体価格 1,500円
体裁 B5判変型・並製・204頁
ISBN
978-4-87275-131-4

2005年12月発行

これまでに数多く試みられてきた実験住宅を、ビルド/アンビルド、テクニカル/コンセプチュアルといった枠組みで多角的に捉え検証する。

編集協力=今村創平


■目次

□特集 実験住宅
[対談]実験住宅と発明──個別技術が可能にしたもの 藤森照信×中谷礼仁
実験住宅訪問記──住宅における実験的試みを目撃する 今村創平
二一世紀型農村計画 石山修武研究室+二一世紀型農村研究会
[対談]構造から見た実験住宅 横山太郎×町田敦
広瀬鎌二インタヴュー セルフビルドという構法──マニュアルのない住宅 聞き手=今村創平
ジャン・プルーヴェの工場製・組立住宅における実験的試み 山名善之
アンビルトの実験住宅の系譜──その必然性について 今村創平
スマートハウス考──《トヨタ夢の住宅PAPI》 山本想太郎
メディア・ハウス・プロジェクト──住宅はコンピューターであり、構造はネットワークである。 ヴィンセント・グアラール+シルヴィア・バンチニ+マウリツィオ・ボニツィ+ジョバンニ・フランチェスチェリ 訳=堀口徹 解題=トーマス・ダニエル
実験住宅カタログ 福田啓作+河野佑美+中里広明+山崎渉+村上祐資+岡村健太郎+川端悠一+浅野純人+岩元真明
磯崎新インタビュー 岸田日出刀/前川國男/丹下健三──日本における建築のモダニズム受容をめぐって 聞き手=日埜直彦

□連載
都市表象分析[23]都市のアニミズム──小さなカミたちの人類学に向けて 田中純
LOCUS SOLUS[5]ハイナー・シリング
思想史的連関におけるル・コルビュジエ──一九三〇年代を中心に[4]八束はじめ
技術と歴史[3]技術と装飾 鈴木博之
CONCEPTUAL 日本建築[6]第六章 外廻り編 黒沢隆
現代建築思潮[討議]中間的/総括的──現代建築思潮研究会二〇〇三-二〇〇五 今井公太郎×今村創平×日埜直彦×吉村靖孝

□10+1 PASSAGE
「悪い場所」にて[11]砂の器──「アート&テクノロジー」という名の 椹木野衣
新しい書き言葉をもとめて[2]J・J氏的「雑文」と「ブログ文体」 仲俣暁生
ピクトリアリズムの現在[2]鈴木理策《サント・ヴィクトワール山》(承前) 清水穣
Architecture的/Archive的[2]第2回・ MMO現実感の接続面(インターフェース)としての建築物 ドミニク・チェン
新たなコミュニケーションの座標軸[2]今、芸術作品に出会うということ 平田知久
1990年代以降の建築・都市[17]Renewal of Modernism──谷口吉生論 五十嵐太郎
リアリティについて[2]軽さ・速さ その一 日埜直彦

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