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10+1 No.32<br>特集=80年代建築/可能性としてのポストモダン

TenPlusOne

10+1 No.32
特集=80年代建築/可能性としてのポストモダン

本体価格 1,500円
体裁 B5判変型・並製・240頁
ISBN
978-4-87275-118-5

2003年09月発行

長らく否定的な評価を与えられてきた80年代ポストモダン。その代表的な建築と理論を検証し、現代的な可能性を照らし出す。

編集協力=五十嵐太郎+日埜直彦


■目次

□特集 80年代建築/可能性としてのポストモダン
磯崎新インタヴュー ポストモダン 一九六八 -八九──近代批判としての 聞き手=五十嵐太郎+日埜直彦
八〇年代リヴィジョニズム 日埜直彦
禁止主義の終焉 パオロ・ポルトゲージ 訳=加藤耕一
ラ・ヴィレット公園──パリ 1982-1983 レム・コールハース 訳=太田佳代子
/区分線をねじる/(前編) ジェフリー・キプニス 訳=川田潤
デコンストラクティヴィスト・アーキテクチャー マーク・ウィグリー 訳=入江徹
[訳者解題]あなたは一体いつまで表現し続けるというのか 入江徹
形態表現から物質現前へ──現代建築の問題構成 勝矢武之
動物化する建築 吉村靖孝
60's→80's→00's→...... ARCHITECTURE MATRIX 岡部友彦+佐々木一晋+山雄和真
「最後の啓蒙」「啓蒙の最後」──コーリン・ロウ『コラージュ・シティ』をめぐって 丸山洋志

都市はたたる 都市連鎖研究体
PICNIC FIELDWORK 東京ピクニッククラブ
大名古屋論 #2 パラサイトアーキてくちゃ 宇野享/C+A+北川啓介(名古屋工業大学)

□連載
都市表象分析[14]帝国と都市──方法の問題 田中純
セヴェラルネス:事物連鎖と人間[1]ペリカン島戦記 中谷礼仁
フィルモグラフ[8] 森山大道
1990年代以降の建築・都市[8]白昼の怪物──彼岸と接続されるテレビ<個室<都市<テレビ 五十嵐太郎
グローバリズム[2]ナショナリズムとその美学化 八束はじめ
現代建築思潮[オランダ現代建築紀行/討議]オランダ現代建築をめぐって 今村創平×今井公太郎×日埜直彦×吉村靖孝

□10+1 PASSAGE
「悪い場所」にて[2]U字ポールの無味乾燥に増殖の欲望を 椹木野衣
蒐集(コレクション)の曖昧な対象[2]蒐集される〈私〉 倉数茂
景観の視学/史学/詩学[2]東京歩行術 南明日香
別種の自然[1]熊野本宮新論 千田智子
ポピュラー文化としての都市空間[1]スケーターのまちがい 矢部恒彦
都市とモードのフィールドノート[1]ブランド化する建築 成実弘至
都市ノ民族誌[2]東京フォークゲリラ・ノーリターンズ(別称=昭和残響伝) 小田マサノリ
中国で内装をつくる[2]五〇平米の事務所(後編) 松原弘典+戴長靖

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