10+1 No.3
特集=ノーテーション/カルトグラフィ
本体価格 | 2,500円 |
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体裁 | B5判変型・並製・280頁 |
- ISBN
- 978-4-87275-060-7
1995年05月発行
複雑さを増す現代社会で、さまざまな現象や運動、思考や概念といったものを記号化/図像化することの意味を考察。
編集委員=多木浩二+八束はじめ
■目次
□特集 ノーテーション/カルトグラフィ
現代建築におけるノーテーションの冒険──見えない建築へ 八束はじめ
[図版構成]Ninety-two Walks in the Notational Woods 五十嵐太郎+入江経一+福田誠+山家京子
アスガー・ヨルンにおける地図のエピステモロジー 上野俊哉
流浪の建築 アンソニー・ヴィドラー 訳=太田晋
認知地図 フレドリック・ジェイムソン 訳=太田晋
[図版構成]A Tokyo Reading by Taxi──意識と無意識のNOTATION タナカノリユキ+福田誠+曲淵英邦
国際画像言語──都市計画のためのノーテーション・システム エンリコ・シャペル 訳=三井邦子
建築のオペレーション・フィールド──あるいは、サイバースペースの記法と慣例 菊池誠
建築の記譜法 浜田邦裕
コレオグラフィと身体──カニングハム、フォーサイス、そしてピナ 佳手芙美
音のエピステモロジー──記譜法から 庄野進
Parasitical Notation 五十嵐太郎
経験と定義 松浦寿夫
[対談]生命誌への想像力──中村桂子氏に聞く 中村桂子×多木浩二
身体のカルトグラフィ 多木浩二
□連載
風景の修辞学[3]妄想の海 多木浩二
都市論の系譜学[3]批判の離散 上野俊哉
白く燃え上がる彼方──都市の哲学に関するノート ダヴィド・D・エキモヴィッチ 訳=田中純