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文字の博覧会<br>──旅して集めた"みんぱく"中西コレクション

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文字の博覧会
──旅して集めた"みんぱく"中西コレクション

本体価格 1,800円
体裁 A4判変型・並製・86頁
ISBN
978-4-86480-513-1

2016年03月発行

人類にとって最大の発明の一つとされる文字。有史以来、約300の文字が存在してきた。それらは、エジプト文字、くさび形文字、漢字、中米の文字の4つを起源として派生した。言語を記録するためつくられた文字には、人間の創造力が生んだ字形のもつ不思議さや美しさがある。文字のおもしろさに魅了された中西亮氏は、生前25年間で100を超える国々を旅し、3000点近くの文字資料を収集した「文字ハンター」であった。
本書では、"みんぱく"こと国立民族学博物館に収められた「中西コレクション」を中心に、世界の文字から約50種類を取り上げ、その魅力を図版豊富に紹介する。古いもので12世紀、さらには竹筒、ヤシの葉、樹皮、布、紙、黒板などに書かれた貴重な手稿を細部まで色鮮やかに披露。文字の系統図や現在使われている文字の世界地図も収録。中西氏の人物像は文字ハンターならではのユニークな旅のアルバムから垣間見る。記された形を愛でながら、さらに奥深い文字の世界へと引き込まれる一冊。


■目次

文字ハンター中西亮が遺したもの 西尾哲夫

1 古都の手写本

2 文字の系譜
系統図
エジプト文字からアルファベットへ
独自に発達した漢字の起源
消えた楔形文字
示唆に富む中米の文字 八杉佳穂
絵のような文字

3 インドの多様な文字

4 東南アジアの丸い文字

5 漢字文化圏の文字

6 新たに考案された文字

中西亮の文字と旅
・文字に捧げた一生 臼田捷治
・トンパ文字、ロロ文字をたずねて 浅葉克己
文字を巡るあれこれ 永原康史
人はなぜ文字を生み出したのか 八杉佳穂

撮影=佐治康生

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