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ミュージアム日記 No.257 <br>あなたはゴリラ派?ペンギン派?
INAXライブミュージアム

ミュージアム日記 No.257
あなたはゴリラ派?ペンギン派?

2021.09.22(Wed)


開催中の展覧会『DISCONENECT/CONNECT ASAO TOCOLO×NOIZ 幾何学紋様の律動、タイリングの宇宙』は、いよいよ10月12日(火)までです。展覧会場のパネル展示の中には、動物の顔のような紋様が表れているパネルがあることをご紹介します。


これらのパネルは、美術家 野老朝雄 (ところあさお)さんが描いた紋様「INTERTWIND」を、200角、100角、50角のタイルに焼き付けたものを800mm角のパネルに張り付けたものの一部です。ある面積に、単位図形を隙間なく埋め尽くすことを、数学の世界で「タイリング」というそうです。展覧会では、紋様がつながるように敷きならべたパネルと、あえて紋様をつなげずに敷きならべたパネルで野老紋様の「タイリング」を展開しました。


先に紹介した動物のような紋様が表れたパネルは、ミラーリングと呼ばれる法則で敷きならべたものです。展示作業中、野老さんと一緒にタイルをならべながら、犬が現れた!とか、熊が現れた!とか無邪気に展示をしていました。ところが、見解の相違が生じた紋様がありました。ペンギンが現れたという意見と、いやゴリラだ!という意見が分かれたのです。TV CMに出ている〇〇に似ている、似ていないなど周りのスタッフを巻き込み、とても楽しい展示作業でした。


ちなみに、2020年に一般相対性理論と宇宙論においてノーベル物理学賞を受賞したペンローズも「タイリング」の研究者であり、ペンローズタイルと呼ばれる平面充填の形は今でも多くの数学者の研究対象になっているそうです。
このタイルパターンを見て、ペンギンか?ゴリラか?それとも??を議論するのか、はたまた数学的に解明しようとするのか?あなた次第の楽しみ方を体験してみてください。


DISCONNECT/CONNECT 【ASAO TOKOLO×NOIZ】
幾何学紋様の律動、タイリングの宇宙

【会 期】2021月4月24日(土)~2021年10月12日(火)
【会 場】INAXライブミュージアム「土・どろんこ館」企画展示室
【休館日】水曜日(祝日の場合は開館)
【観覧料】共通入館料にて観覧可 (一般:700円、高・大学生:500円、小・中学生:250円)
【主 催】INAXライブミュージアム【監修】野老朝雄、noiz 【紋様制作】野老朝雄【展示デザイン】noiz【ヴィジュアルプログラミング】白木 良【音楽】原摩利彦【グラフィック】小木央理【タイル制作】LIXILものづくり工房【協力】ニチレイマグネット株式会社
https://livingculture.lixil.com/topics/ilm/clayworks/exhibition/disconnectconnect-asaotokolo-noiz/


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