ミュージアム日記 No.256
東京2020パラリンピック聖火セレブレーション「桜の集火台」を展示
2021.09.14(Tue)
2021年8月14日、INAXライブミュージアムにて「パラリンピック聖火セレブレーション 常滑市集火式・採火式」(主催:常滑市、共催:LIXIL)が開催されました。常滑市の小学生と障がいを持つ方々が想いを込めて制作した「桜の集火台」を当館の「世界のタイル博物館」にて8月24日より展示しています。
東京2020 パラリンピック競技大会の聖火は、パラリンピック発祥の地であるイギリスのストーク・マンデビルと、47都道府県各地で生まれた炎がひとつの火となり、開催都市東京で聖火リレーが行われます。
常滑市は、LIXILと協力し、ユニバーサル・ラン<スポーツ義足体験授業>を通して多様性について学んだ小学生と障がいを持つ方123名が桜の花びらを模したやきものに釉薬を塗るワークショップを開催、できあがったやきものの花びら159枚をまとった「桜の集火台」を制作しました。花びらを焼きあげる際に使用した "常滑焼の火"と、LIXIL工場などの"LIXILの火"を採火し、「桜の集火台」で1つに集めた(集火)常滑市の火は、県内49市町村の火と合わさって愛知県の火となり、東京へ運ばれています。
「桜の集火台」は、は聖火リレートーチをデザインした吉岡徳仁さんがデザインし、企画制作をLIXILが担当しています。当館では、パラリンピック聖火リレートーチも3月より「世界のタイル博物館」にて展示しており、9月末まで両方をご覧いただけます。(予定)
「常滑市集火式・採火式」のアーカイブ映像は、以下YouTubeのURLからご覧いただけます。
https://www.youtube.com/watch?v=4bFEH8hOeoo (2021年9月30日まで公開)
東京2020パラリンピック聖火セレブレーション「桜の集火台」展示
【場所】INAXライブミュージアム「世界のタイル博物館」1階 エントランスホール
【期間】2021年8月24日(火)~9月30日(木)(予定)
※ご見学は、「窯のある広場・資料館」総合受付にて共通入館券をご購入ください。
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