お知らせ

LIXIL資料館~展示品移設と閉館のごあいさつ

2018.09.28(Fri)

2012年10月に東京都江東区の株式会社LIXIL本店に開設した「LIXIL資料館」は、LIXILに統合した各社が歩んできた道のりや技術、製品の歴史を、日本の住生活のあゆみとともに紹介してきました。


明治以降から、2度の世界大戦や高度成長期を経て2011年まで、日本の土木や公共建築、住宅の変遷を支えた各社の数々の製品を年表で示しながら、窓、ドア、内装部品や外装建材、キッチン、浴室、トイレなど27点のエポックメーキングな製品を当時の現物で展示してきました。また、統合した各社の歴史もそれぞれの個性を活かした切り口で紹介してきました。これらの展示は、開発部門をはじめとする従業員はもとより、来館いただいた多くの皆さまに、暮らしとともにあった当社のものづくりの姿勢や製品の特長、背景を知っていただく機会となっていました。
このたび、これらの展示を、弊社「総合技術研修センター(福島県須賀川市宮の杜101)」へ移設展示することとなり、「LIXIL資料館」は、2018年9月28日(金)をもって閉館いたしました。ご来館、ご見学いただきました皆さまには、厚く御礼申しあげます。


「LIXIL資料館」の展示内容の主なコンテンツは、「LIXIL資料館 on the web」として本ホームページ内で紹介しています。展示品に関するデータは「LIXIL製品アーカイブ」で、年表としてパネル展示していました情報は、「日本の住生活のあゆみとLIXILのものづくり」のサイトでご覧いただけます。
LIXILは、常に新しい試みに挑戦し続けます。各社の工業製品の開発に込めた思想やものづくりの精神を、これからも幅広く皆さまに届けていきたいと考えております。


また、当社は、東京都中央区と大阪市北区ではLIXILギャラリーを、愛知県常滑市ではINAXライブミュージアムを運営し、建築分野を中心とした書籍をLIXIL出版から発行しています。また、グループ会社の川島織物セルコンは、京都市左京区で川島織物文化館を運営しています。これからもLIXILの文化活動へのご指導ご高配を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。


開館時のLIXIL資料館内(2018年5月時点)

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