
つくるガウディ
『ガウディ建築──実測図ノート』
『ガウディ建築──「制作」ノート』
基本情報
発行日 | 2017年4月 |
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定価 | 2,750円(本体2,500円) |
体裁 | B5判・コデックス装・函入・2巻組・40頁+48頁 |
ISBN | 978-4-86480-911-5 |
ガウディ建築の魅力を「つくる」という視点から解剖した2冊セット本(コデックス装、ケース入り)。INAXライブミュージアムで開催した展覧会『つくるガウディ』にあわせて制作されたもの。ガウディ建築の実測図面、同展にてガウディへのオマージュを空間作品として公開制作したプロジェクトおよび作品の全記録、そして研究者の考察により、ガウディの発想の源から実際の現場に至る、「つくる」体験を喚起する様々なきっかけがまとめられている。
1冊目『ガウディ建築──実測図ノート』
設計図がほとんど残されていないガウディ建築を長い年月をかけて実測し、手描きによって図面を起こしてきた建築家・田中裕也。ガウディの主要建築6棟の実測図面と、そこから見えてきたことを語る。
2冊目『ガウディ建築──「制作」ノート』
ガウディ未完の建築のひとつである、コロニア・グエル教会、並びに「逆さ吊り実験」から着想した空間を、左官とタイル職人によって半年間かけて制作した『つくるガウディ』展の制作記録。また、日本のガウディ・ブームをつくってきた専門家による、デザイン、工法、職人との協働の仕組みなどを古い写真資料と合わせて解説。
目次
1冊目『ガウディ建築──実測図ノート』
- ガウディとの対話──実測を通じて
- 実測の実践
- [実測図]エル・カプリチョ/グエル公園/カサ・ミラ/カサ・バトリョ/コロニア・グエル/サグラダ・ファミリア教会
- 実測から見たガウディ建築
2冊目『ガウディ建築──「制作」ノート』
- 常滑ガウディ 撮影=梶原敏英
- 設計の上で考えたこと 日置拓人
- 「つくるガウディ」の先にみえたもの いしまるあきこ
- 左官とタイルの制作記録
- 制作を終えて 久住有生・白石普
- ガウディの職人気質 鳥居徳敏
- ガウディの建設現場 丹下敏明
- 地域と協働の思想──ガウディから学んだこと 北川フラム