やきもの新感覚シリーズ・50人
──土と炎の魅力と魔力......50のOBJECTS 1999-2005
基本情報
発行日 | 2005年5月 |
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セブンネット Amazon |
定価 | 2,200円(本体 2,000円) |
体裁 | A4判、並製、176頁、和文 |
ISBN | 978-4-87275-402-5 |
書籍内容
新しい感覚で旺盛な創作活動をしている作家を紹介する個展「やきもの新感覚シリーズ」(世界のタイル博物館)。その50回の開催を記念する特別展のカタログとして、過去の展示を振り返り、主要作品の写真と作家の談話を掲載する。巻末に戦後やきもの年表を収録。
目次
- ごあいさつ 杉野正博+宮地究
- 「やきもの新感覚シリーズ・50人」に寄せて 入澤ユカ
1999
- 吉川正道展──しなやかさと激しさと
- 清水六兵衛展──セラミック・ランドスケープ
- 森野影人展──objectセッション
- 柴田眞理子展──静物のある風景
- 鯉江良二展──Cosmicクレイワーク
- 林香君展──環・還
- 戸田守宣展──セラミック・メモリー
2000
- 池田晶一展──陶の時間
- 徳丸鏡子展──陶コズミックプランツ
- 八木明展──漆いろのかたち
- 吉川千香子展──遊びごころのエスプリ
- 河合匡代展──土の粒子からうまれるもの
- 日野田崇展──地中の時間とかたちを焼く
- 杉江淳平展──あかりのかたち
- 長江重和展──磁土の繭薄層のかたち
- 藤田匠平展──ガラスと陶・不溶のかたち
2001
- 川口淳展──ダンシング・セラ・ミックス
- 藤井一範展──Clay was Born
- 小塩薫展──DressedCeramic
- 山本浩二展──灰燼のかたちから
- 富田美樹子展──球面体のかがやき
- 栗田宏一展──秘土の花色彩まんだら
- 青木拳展──磁土のランドスケープ
- 井上雅之展──増殖陶のダイナミズム
2002
- 兼藤忍展──光と風・交感する陶
- 今田陽子展──うつわとオブジェの抱擁
- 天野裕夫展──鉱物だった記憶・太古のかたち
- 尹煕倉展──じぶんの土
- 金正逸展──かなたへと向かっていくかたち
- 三輪太一展──陶の塔遠の陶
- 黒河兼吉展──磁土の影絵ウォールとランプ
- 杉浦康益展──虚実の果実陶石の石陶
2003
- 福本双紅展──薄氷の景白磁のうつわ
- 今井裕子展──薄陶の函光とかげの音階
- 近藤葉子展──花器にひらく、陶土の花びら
- 中島晴美展──輪廻転陶・球体変化
- 亀井洋一郎展──磁土の幾何学
- 中村卓夫展──空の間・陶の閃光
- 小島郁子展──陶流れゆくところ
- 鈴木秀昭展──陶 玉蔓文コスモス
2004
- 崔宰熏展──積層の陶・景色の皮膜
- 泉田之也展──陶秘められた幾何形
- 小野恭裕展──土と釉のダイアローグ
- 秋山陽展──土の深層
- 前田晶子展──風を孕む陶
- 久世建二展──黒陶・凛派
- アーグネシュ・フス展──彩色陶のうずまき
- 藤平寧展──陶の異土、掌中の井戸
2005
- アドリアーン・レース展──セラミックペルソナ
- 青木克世展──土の秘儀陶の呪文
コラム
- 紐づくり
- 貼りつけ
- 下絵付け
- 転写
- タタラ
- 〈世界のタイル博物館〉について
- 「やきもの新感覚リーズ」NEWS RELEASE
- [座談会]なぜ、「やきもの新感覚シリーズ」だったのか 宮地究×入澤ユカ 司会=編集部
- 戦後やきもの年表