INAXライブミュージアムについて
土と水と火との出会い
INAXライブミュージアムは、
六古窯の一つに数えられるやきものの街、
そしてINAXブランド発祥の地である愛知県常滑市に
LIXILが開設する文化施設です。
「窯のある広場・資料館」「世界のタイル博物館」「建築陶器のはじまり館」
「土どろんこ館」「陶楽工房」「やきもの工房」の6館から成り、
土とやきものの歴史や文化、美しさや楽しさを
伝える活動を展開しています。
概要
館長メッセージ
INAXライブミュージアムは、日本六古窯の街、
愛知県常滑市にある、土とやきもののミュージアムです。
館名の「ライブ」という言葉が示すように、五感を使って楽しみ、学び、遊ぶ、躍動感ある活動を展開しています。
6つの館が点在する緑豊かな屋外空間は、四季折々に表情を変え、ここで過ごす時間を心地よいものにしてくれます。
展覧会やワークショップなど、訪れるたびに新しい発見と驚きが皆さまをお待ちしています。
土とやきもの、ものづくりの歴史や魅力、
楽しさとの出会いをどうぞお楽しみください。
コレクション




土とやきものの魅力を伝えるINAXライブミュージアムでは、世界各国の装飾タイルや建築装飾材テラコッタ、日本の古便器を中心に収蔵しています。
コンセプト
体験・体感型ミュージアム
土は水を得て形となり、
火を通してやきものになります。
土とやきものが織りなす多様な世界を
観て、触れて、感じて、学び、創りだす、
体験・体感型のミュージアム。
やきものの街「常滑」で、土とやきものの魅力に触れる体験教室や企画展、ワークショップを開催。ものづくりの心を伝えるミュージアムとして躍動感あふれる活動を展開しています。
シンボルマーク
四角い背景は、無限の可能性を秘めた空間を表現し、
その中に配された3つのマークは、火と水と土との出会いを象徴しています。
あゆみ
沿革
- 1986年
- 「窯のある広場・資料館」を開設
- 1988年
- 「とこなめトイレパーク」を開設
- 1997年
- 「世界のタイル博物館」を開設
「窯のある広場・資料館」が登録有形文化財に指定
- 1999年
- 「陶楽工房」を開設
- 2006年
- 「土・どろんこ館」「ものづくり工房」を開設し、「世界のタイル博物館」「窯のある広場・資料館」「陶楽工房」と合わせて、5館からなる「INAX ライブミュージアム」をグランドオープン
- 2007年
- 「世界のタイル博物館」1階の展示リニューアル
「窯のある広場・資料館」が経済産業省「近代化産業遺産」に認定
- 2009年
- 「窯のある広場・資料館」2階の常設展示をリニューアル
- 2011年
- 「窯のある広場・資料館」1階の常設展示をリニューアル
- 2012年
- 「建築陶器のはじまり館」を開設
- 2016年
- 「窯のある広場・資料館」保全工事のため閉館
- 2019年
- 「窯のある広場・資料館」保全工事を経てリニューアルオープン
- 2021年
- 「ものづくり工房」から「やきもの工房」へ施設名称を変更
受賞歴
- INAXライブミュージアム
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- グッドデザイン賞(2007年)
- 第41回SDA賞/地区デザイン賞(2007年)
- 第2回キッズデザイン賞/コミュニケーションデザイン部門(2008年)
- 日本建築学会賞/業績(2013年)
- 第12回西洋美術振興財団賞/文化振興賞(2017年)
- 窯のある広場・資料館
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- グッドデザイン賞(1994年)
- 世界のタイル博物館
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- 第5回愛知まちなみ建築賞(1997年)
- 第11回メセナ大賞/企業文化賞(2001年)
- 土・どろんこ館
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- 第39回中部建築賞(2007年)
- 第12回愛知人にやさしい街づくり賞(2007年)
- 第15回愛知まちなみ建築賞(2007年)