巡回企画展は、開設以来「建築とデザインとその周辺」をめぐり、独自の視点でテーマを発掘し、年間4本以上の企画展を、東京会場(1981年〜)、大阪会場(1984年〜)、名古屋会場(1988〜2012年)で巡回してきました。
第1回「ゆあみのあゆみ」展から、2020年6〜9月「奇跡の住宅―旧渡辺甚吉邸と室内装飾」(公式HPでの紹介のみ)まで、全180回を数えます。
また、展示に併せてLIXIL BOOKLETを発刊。図録としてはもちろん、展示から独立した書籍として全国の書店および外部ネット書店で販売しています。(2022年9月まで)
展覧会の記録
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奇跡の住宅- 旧渡辺甚吉邸と室内装飾-
大阪:2020.06.12(Fri)~09.30(Wed)
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組紐-ジグザグのマジック-
大阪:2020.04.02(Thu)~05.19(Tue)
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舞台美術を中心に考現学採集、装幀、文筆業など多彩なジャンルで活躍した吉田謙吉(1897-1982)は、戦後、自らの設計で12坪の家をつくります。小さいながらもステージがあり、恩師の一人、今和次郎に「愉快な家」と評された自邸です。 本展は、アイデアとユーモアに溢れた吉田謙吉の独創的な空間づくりの秘密を、「12坪の家」にいたる系譜を辿りながら約140点の資料とともに探ります。
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箱根のランドマーク、富士屋ホテル。明治期からのクラシックホテルは登録有形文化財を含む和洋混交の建築群を擁し、今も訪れる客を魅了しています。このホテルを開業当時より支える営繕は、建物の修繕の仕事をとおして昔と変わらぬ佇まいを守り続けてきました。本展では、富士屋ホテルの舞台裏で活躍する営繕の仕事とその痕跡が垣間見られる様々な場面を、写真や映像、実資料など約90点で紹介し、歴史ある建築を守り受継ぐ富士屋ホテルの魅力を浮き彫りにします。
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明治時代に、輸出用として作られた家具とはいったいどのようなものだったのでしょうか。本展では、日本の伝統的な超絶技巧を駆使しながら欧米向けにアレンジされたフォルムと装飾が特徴の輸出家具10点を中心に展示し、豊穣な明治デザインの魅力に迫ります。
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貝大国、日本で近代貝類学の黎明期を築いた伝説の貝人たちの列伝とともに、彼らの熱意と情熱の結晶である貝コレクションおよび周辺資料の約240点から、新たな貝の世界の魅力に迫ります。
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約半世紀にわたって諸国の駄菓子を調査研究した石橋幸作さん(1900-1976)による実資料約200点から、地域に根ざしたものづくりの伝統と駄菓子をめぐるデザインの魅力に迫ります。