私たちが生活する空間には「木」でつくられたもの、「陶」でつくられたものがふんだんにあります。長く馴染んできたこのふたつを、あらためて見てみようと思います。
個々に、あるいは組み合わさったものとして、例えば、キッチンでは「木の食卓+陶磁器の食器」、リビングには「木製の棚+陶磁器の花器」のように、「木と陶」は無意識のハーモニーを奏でてきました。しかしそれらは、ちょっと離れていました。そこでもっと「木」と「陶」が近くに寄れないかというのが今回のテーマです。
各地のさまざまな樹種を持つ木の特性は、加工のしやすさ、肌合いのやさしさ、そして丁寧に扱うと柔らかく輝いてきます。一方陶(やきもの)は繰り返し使っても、その透明感や清涼感は変わりません。陶器の肌合いもまた月日を重ねて、親密な表情を醸し出します。
今回は「木と陶」のあらたなであいがつくる「ここちよい空間、こころやすらぐ空間」をグループや、工房をもつショップ、木工作家などの方々から提案いただき、4回の会期に分けて展示します。
会期 |
Part3: 2006年7月4日(火)〜2006年7月26日(水) |
時間 |
10:00AM〜5:00PM(入館は4:30まで) |
会場 |
世界のタイル博物館 1階 |
第2会場 |
陶楽ギャラリー/世界のタイル博物館隣 陶楽工房内 |
休館日 |
毎週月曜日(祝日の場合は翌日) |
杉浦一幸社長による講演会 |
7月11日(火) 16:00〜17:00。テーマは「木の文化」。
木の種類や特徴、木のものづくりから、おしゃれインテリアについてお話しいただきます。お気軽にご参加くさだい! |
企画 |
世界のタイル博物館企画委員会 |
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<出展者の紹介>
有限会社 一誠堂 (http://www.sugiura-isseido.com)
会社設立:1985年
本社:愛知県半田市
代表者:杉浦 一幸
杉浦社長は家業の表具屋を継ぎ、1996年に「グレードの高い、この世にひとつしかないものを売る」インテリアショップ "DO LIVING ISSEIDO" をオープンしました。
主力商品は一枚板のテーブル。
「木の香りは人間をリラックスさせてくれます。木は呼吸しているので空気を浄化する作用もある。木の良さを五感で感じてほしい」と語ります。
店舗・住宅のデザイン設計、内装工事、和装(襖、屏風等)まで幅広い事業展開をしています。