毎年クリスマス前に行われる常滑の冬の風物詩「ムジカセラミカ定期公演 in 常滑」が、土・どろんこ館で開催されました。「ムジカセラミカ」は、ラテン語で「陶磁器の音楽」という意味です。
ファインセラミックス製楽器は、1989年に名古屋市制100周年記念事業で開催された「世界デザイン博覧会」で初登場しましたが、その製作・演奏の総責任者だった田中瑞穂さんが、今回も音楽監督と進行を務め,「地元出身のアーティストたちにふるさとで演奏する機会を提供したい」と、出演者も厳選しています。
続いての「ミュージカル・シンギング」の演奏は、ムジカセラミカ アンサンブルの鳥居愛子さん(ファインセラミックス・バイオリン)、磯貝利幸さん(同フルート)、堤淳喜さん(同クラリネット)、そしてピアノの川本さん。ミュージカルで活躍する大島明子さんが、「美女と野獣」から「我が家」、そして「アナと雪の女王」から「Let it go」を歌いあげました。今年大ヒットしたアニメソングとあって、こどもたちも大喜び。ファインセラミックス製楽器の透明感ある美しい音色が、土・。どろんこ館に響きました。