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ライブミュージアム日記

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2009年以前の記事は、ライブミュージアムでの日々の出来事やスタッフの想いを綴ったものです。

2006年9月以前の記事は、土・どろんこ館開設準備室による「どろんこ広場」として書かれたものです。


独自企画や地域との連携で、コンサートや講演会、ワークショップなど、さまざまなイベントを開催しているミュージアム。ライブ感あふれる活動をスタッフがご案内・ご報告します。

No.148 「みんなで住みたい土の家」ワークショップ

2013/09/18

担当 立花

展覧会『集落が育てる設計図―アフリカ・インドネシアの住まい』に関連し、「みんなで住みたい土の家」と題したワークショップを8月24日(土)に開催。
東京大学生産技術研究所の今井公太郎准教授を講師にお迎えし、子どもから大人まで23名の参加者が、土の家づくりに挑戦しました。

最初に今井先生が、身近にある材料=土を素材に建てられたアフリカの家をスライドで紹介しながら、家族構成や家の仕組み、暮らし方などをお話しくださいました。



お話と写真からイメージをふくらませ、いざ、制作です。
粘土にワラスサを混ぜた土を20cm四方の木枠の中に敷き詰め、まず土地をつくります。




そして、1/100サイズの人物模型を基準に、建物の高さを推測します。
板状の土を筒状の道具に巻きつけた丸い小屋をいくつも繋げたり、土をブロック状に積み上げたり・・・思い思いの形の家をつくります。




「家を考えるって楽しいでしょう〜」と今井先生が話しかければ、「アフリカの家はトイレやお風呂はあるんですか?」の質問も。




再びスライドを見せながら、「アフリカでは、緑が生えている場所に集落ができるんだよ」と今井先生。
家の周りに植栽を飾り付けると、居心地よさそうな土の家が完成しました。





「想像以上に自由な発想で家を造ってくれました」と今井先生。
個性豊かな「土の家」のできばえに、しきりに驚いていらっしゃいました。

「楽しかった!続きは家で・・・。集落にします」と、土を持ち帰る人も。

一部ですが、参加者の「土の家」をご紹介します!


















お手伝いいただいた東京大学大学院の小泉翔さん・花本昭平さん、ボランティアスタッフの西尾美智子さん、ありがとうございました!

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