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	にっぽんの客船　タイムトリップ 展
	最先端の空間だったころの客船へ、タイムトリップ ギャラリー名古屋会場風景　撮影すべて：高木茂樹 ２０世紀前半、客船は日本と海外を結ぶ夢の空間であり、構造、内装とも国家が威信をかけて作るものでした。 各客船の完成を紹介する華やかで詳細なパンフレットや各地への航路案内は当時の船が憧れの空間だったことを感じさせます。 スキヤキパーティ、運動会、赤道祭・・ 長い航海の日々が変化に富んだものとなるよう船上では様々なイベントが催されました。 船上での日常で何よりの楽しみとなる食事のメニューも、浮世絵や各地の景色が印刷されるなど趣向が凝らされています。 また部屋の毛布は日々クルーによって違う形に折られ、船客の目を楽しませました。 花毛布・飾毛布と呼ばれます。 客船・黄金時代の模型の数々。 にしき丸、橘丸など、細部までを夜の海に浮かべたような趣向でご覧頂きます。 「東京湾の女王」と呼ばれ人気を博した東京湾汽船の橘丸（現・東海汽船）。 モダニズムを牽引した建築家の一人、本野精吾が手がけた船内装飾にはアール・デコの雰囲気が見受けられます。 内外の優れたデザインを写真で紹介します。 大阪商船の造船設計者、和辻春樹の設計した集大成的な客船であり姉妹船「ぶらじる丸」とともに世界一周の航路をとった「あるぜんちな丸」。 いまでは姿を留めないその近代日本らしいデザインを、写真と模型、ＣＧ映像で紹介します。 村野藤吾、中村順平、松田軍平。 当時の客船のデザインには時代をときめく建築家たちが登用されました。 彼らの手の痕跡からは、きめ細やかで豪華な、往年の客船の空間が思い起こされます 展覧会概要 展示内容 展示品リスト BOOKLET

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