建築とデザインとその周辺をめぐる巡回企画展



展覧会案内

タワー -内藤多仲と三塔物語- 展<br>Birth of Towers

タワー -内藤多仲と三塔物語- 展
Birth of Towers

Birth of Towers -- Tachu Naito and a Tale of Three Towers
東京タワー、名古屋テレビ塔、大阪通天閣。実はこれらの構造は、日本で初めて耐震構造を取り入れ、「塔博士」と呼ばれた内藤多仲が設計したもの。多仲を父に、都市を母にもつ、タワー3兄弟の約50年間の変遷とそれぞれの魅力に迫ります。

ギャラリー1(東京): 2006年9月1日(金)〜2006年11月18日(土)
ギャラリー大阪: 2006年12月1日(金)〜2007年2月16日(金)


展示内容 展示品リスト BOOKLET
講演会  名古屋 : 講演会「塔の遠近法−名古屋の街とテレビ塔」
東京 : 「内藤多仲博士記念館(旧自邸)見学会とトーク」 イベントレポート 
大阪 : 講演会「タワーの構造設計〜塔博士・内藤多仲のもとで〜」
展示会概要
タワー -内藤多仲と三塔物語- 展
五重塔、ミナレット、天守閣、観光塔・・・。人々は昔から高みにあこがれ、タワーを建てつづけてきました。街を見渡す場所として、あるいはそれ自体がランドマークとして、タワーは、時にその街の個性を浮かび上がらせる建築です。
東京、名古屋、大阪。これらの都市には、東京タワー、名古屋テレビ塔、通天閣というそれぞれに個性豊かなタワーが立っています。三つの塔は今から約50年前に、一人の人物によって設計されました。設計者の名は内藤多仲(たちゅう)。地震の多い日本の耐震構造理論を躍進させた人物で、建築の中でも構造が主役となる鉄塔を数多く設計した『塔博士』でした。


「内藤多仲博士と建設中の東京タワー」
写真提供:早稲田大学理工学総合研究センター

本展では、まだ都市が混み合っていなかったころ雲を突く様な姿で出現した三つの鉄塔が、半世紀の歩みのうちに都市に育まれそれぞれの地域性を身にまとってきた変遷に加え、これまであまり知られてこなかった三塔の設計者・内藤多仲の功績や人となりをご覧いただきます。

タワービルの林立、デジタル放送の開始などの影響で、現代に新たなあり方を問われている三つの塔は、一方で地元にあっては、街を見守ってきた存在として人々の心の拠り所となってきました。本展がその魅力を発見するきっかけとなれば幸いです。
開催にあたり、関係の皆さまがたに多大なるご協力をいただきました。この場を借りましてあつく御礼申し上げます。

[企 画]
INAXギャラリー企画委員会
[制 作]
株式会社INAX
[協 力]
名古屋テレビ塔、日本電波塔(東京タワー)、通天閣観光、早稲田大学理工学研究所、奥村組、北名古屋市歴史民俗資料館、岐阜市歴史博物館、橋爪紳也、日立製作所、フォトサービス・マツナガ

タワー -内藤多仲と三塔物語- 展 タワー -内藤多仲と三塔物語- 展
タワー -内藤多仲と三塔物語- 展

会場写真:ギャラリー1(東京)

タワー -内藤多仲と三塔物語- 展
展示内容 展示品リスト BOOKLET 講演会

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