建築・美術展 GALLERY 2




展覧会案内

村山加奈恵 展 Murayama Kanae Exhibition<br>-transmigration-

村山加奈恵 展 Murayama Kanae Exhibition
-transmigration-

2013年11月29日(金)〜12月24日(火)

■ 休館日
水曜日
■ 開館時間
10:00〜18:00
■ 観覧料
無料

アーティスト・トーク 11月29日(金) 18:00〜19:00

プレスリリースpdf_icon_s.gif ※ご覧いただくにはAdobe Reader が必要です。

eternally of beauty 2013
1060mm×1486mm
インクジェットプリント



展示会概要
村山加奈恵の作品は、植物や少女をモチーフに「永遠」をテーマにした写真による平面作品です。カラフルな花や蝶、少女の白い裸身が、黒い背景に鮮やかに浮かび上がり、古典静物画のような静謐な世界をつくりあげています。実際には昆虫や植物は作家自身がネイルアートやビーズで制作したものを撮影して、画像を幾度も重ねることで作品を制作しています。今展では新作100点を展示します。


見どころ

@ 絵画と写真とリアリズム
村山加奈恵の作品は、黒い背景に少女や植物が色鮮やかに浮かび上がる、端正で静謐な印象の平面作品です。油彩画のような重厚さとスーパーリアリズム技法をあわせたような画面は、撮影した画像をPCで重ね合わせることでつくられています。物語性と奥行きを感じさせる作品は、展示方法も作品数十枚を組み合わせて、会場全体でひとつの作品として展示されます。本展では新作100点を展示します。

A ネイルアートやビーズでつくられた世界
実は百合に見える花は、作家自身がネイルアートでつくった造形物です。同様に蜘蛛の巣は金鎖とスパンコールで、網に捕われた蝶々は鱗粉ならぬラメの煌きを放っています。若い女性らしい化粧小物やファッションアイテムによる造形物は、光と闇のコントラストや技術効果によって、シャープでスタイリッシュな世界をつくりあげています。

B テーマは「エターナル・ビューティ」
村山加奈恵は現在、東京藝術大学大学院修士課程に在籍中です。写真家のサラ・ムーンに影響を受けて写真を撮影するようになり、19歳の時に憧れの写真家、藤原新也が審査員を務める「EPSON COLOR IMAGING 2007」に出品した作品が準グランプリを受賞し、現在の作品を制作するようになります。
セルフポートレイトや等身大のモチーフで構築された濃密な世界からは、永遠の美や不老不死という普遍的なテーマが浮かび上がります。



村山加奈恵(Murayama Kanae)展

村山加奈恵(Murayama Kanae)展

村山加奈恵(Murayama Kanae)展
村山加奈恵(Murayama Kanae)展

村山加奈恵(Murayama Kanae)展

2013年12月会場風景

◆アートニュースはPDFをご覧下さい。
村山加奈恵展アートニュースpdf_icon_s.gif ※ご覧いただくにはAdobe Reader が必要です。
作家略歴
1988年 東京都生まれ
2013年 東京藝術大学美術学部先端芸術表現科卒業
2013年 東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修士課程在籍中
個展
    
2010年 「村山加奈恵作品展 夢想点亮現実−Dream delights Reality−」epSITE(中国・北京)
2008年 「世界はいつも変化して。」 epSITE(東京・新宿)
グループ展
    
2010年 「第61回東京藝術大学卒業・修了作品展」 東京都美術館(東京・上野)
「BEYOND THE BODY」 Museum of Contemporary Art Shanghai(中国・上海)
2009年 「Small Selections」 ギャラリー坂巻(東京・京橋)
2008年 「ART OSAKA 2008」 堂島ホテル(大阪)
「Self Portrait」 ギャラリー坂巻(東京・京橋)
2007年 「EPSON COLOR IMAGING 2007」 スパイラルホール(東京・青山)
受賞
    
2007年 「EPSON COLOR IMAGING 2007」 準グランプリ

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