建築・美術展 GALLERY 2




展覧会案内

北城貴子 展 -holy green-

北城貴子 展 -holy green-

2008年4月1日(火)〜4月26日(土)

■ 休館日
日祝日
■ 開館時間
10:00〜18:00
■ 観覧料
無料

アーティスト・トーク 2008年4月1日(火) 18:00〜19:00

アートニュース

Photo: 「reflection-muison-so-」194×259p  oil on canvas 2006 大原美術館蔵

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展示会概要
北城貴子展 (Hojo Takako)さんの作品は深緑の風景を水彩や油彩で具象的に描いたドローイングです。
むせ返るような草の匂い、ジリジリと照りつける真夏の陽光、画面から立ち上る官能的な空気感に、見る者は蕩けるように緑の中へと誘われます。画面全体に集約する光、拡散する光の眩さが特徴的で、ドローイングでありながら、重厚で圧倒的な密度、高い完成度を持っています。
北城貴子
北城貴子

北城貴子さんは2004年に京都市立芸術大学大学院博士課程を修了、同年VOCA賞展に入選して早くから注目されてきました。2006年夏に大原美術館主催のレジデンス・プログラムに選出され、盛夏の2ケ月を「無為村荘」という緑豊かな広大な邸宅で制作します。それまでは風景をモチーフとしながらも、軽快なストロークが独特の眩い印象の抽象画を制作していましたが、初めて具体的な樹木のかたちが現れます。
スケッチや習作としてモチーフである風景を描くことは日常的でしたが、200号の油彩画3点を同時に描き分けながら、描かれた40点あまりの水彩画の美しさは、北城の新たなる力をまざまざと見せるものとなりました。芝生に乱反射する光に草木はわき立ち、木立に降り注ぐ光に夏風のそよぎが感じられる、芳しく瑞々しい森の生命力と香気を体現して秀逸です。
制作後2007年に大阪で発表、東京でも若芽の芽吹く4月に展覧することとなりました。今展は100号の油彩画3点を含む、水彩画・パステル画約40点を展覧します。
北城貴子
北城貴子 北城貴子

Photo:INAXギャラリー会場 展示作品

作家略歴
1975 大阪府生まれ
2007 京都市立芸術大学大学院美術研究科後期博士課程修了 (博士号取得)
■ 個展
2007 北城貴子展 -Remain in Light- Nomart project space/大阪、ARKO2006 北城貴子 大原美術館/岡山、エスプリ・ヌーボー 岡山 ('01.'02.'03.'04.'05.'06)
2005 ギャラリエ・アンドウ 東京
2002 Oギャラリーeyes 大阪 ('00.'01)
2001 OギャラリーUps  東京 ('00)
グループ展
2007 盆景 -my favorite garden- a piece of spaceAPS/東京、ヘイリ・アジアプロジェクトII−日本現代芸術祭 ヘイリ芸術村/韓国 
2006 6SENSE エスプリ・ヌーボー/岡山
2005 Drawings 2005 ギャラリーそわか/京都
2004 Art Court Frontier 2004 Art Court allery/大阪、VOCA 2004 上野の森美術館/東京、京都府美術工芸新鋭選抜展  京都府京都文化博物館/京都   ほか多数。

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