やきもの展 GALLERY3




展覧会案内

山元規子 展 -陶 卵殻-<br>Yamamoto Noriko Exhibition

山元規子 展 -陶 卵殻-
Yamamoto Noriko Exhibition

2013年11月7日(木)〜12月2日(月)

■ 休館日
水曜日、11/24(日)
■ 開館時間
10:00〜18:00
■ 観覧料
無料

アーティスト・トーク  11月7日(木)18:30〜19:00

プレスリリースpdf_icon_s.gif ※ご覧いただくにはAdobe Reader が必要です。

「卵殻」 2012
33×52×19cm 磁土



展示会概要
山元規子の作品は陶芸の技術を使って制作した、卵の殻のかけらからイメージされた立体作品です。断片を集めて真っ白な大輪の花弁やつぼみのように構成された作品は1点40cmほどで、繊細で端正、清清しい雰囲気があります。2011年長三賞、2013年神戸ビエンナーレに入選し、本展が東京での初個展開催となります。本展では新作8点を展示します。


見どころ

@ 白磁の繊細な魅力
本展では、山元規子が2009年より制作している「卵殻」シリーズから新作8点を展示します。山元の作品は、卵の殻を割ったときにできるかたちの、断片をつなぎ合わせて造形された立体作品です。1点のサイズは40cmほどで、大輪の花が咲き誇っているような華やかさがあります。花弁のような1枚1枚の薄さは1mmほどで、幾重にも重なったかたちは、儚くも繊細でありながら、凛とした雰囲気の作品です。

A 純白の世界
山元の作品には、卵の殻でできているかのような薄さと硬質なイメージがあります。卵殻の変体を思わせるデザインから、カメリアや薔薇のリースのようなかたちまで、山元の表現は多様な広がりを見せています。
会場ではホワイトキューブのギャラリースペースで、白い展示台の上に、白い作品が設置される純白の世界観をご覧下さい。

B ほんのりと温かいゆで卵
山元は、社会人を経てから京都造形大学陶芸コースで陶芸を学びました。ホテルに宿泊しながら受けた講義の中で、何をつくるかほとほと迷っていた時、朝食にでたゆで卵にインスパイアされました。掌でころころと転がした温かいゆで卵は、幾何形体の楕円という完全なかたちと、自然物という存在感をあわせもった魅力のあるモチーフでした。卵を基に型成形で殻の断片を何百もつくり、それを再構成しています。

山元規子
山元規子

山元規子
山元規子

山元規子

山元規子

2013年11月セラミカ会場風景

◆セラミカノートはPDFをご覧下さい。
山元規子展セラミカ ノートpdf_icon_s.gif ※ご覧いただくにはAdobe Reader が必要です。
作家略歴
2009年 京都造形芸術大学 芸術学部陶芸コース卒業
個展
2012年 山元規子展 ノブズギャラリー(笠間)
受賞
2011年 第30回長三賞常滑陶芸展 入選
2012年 第46回女流陶芸展 入選
2013年 神戸ビエンナーレ2013 現代陶芸展 入選

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