イベント情報

トーク「バードハウスのデザイン史」&ワークショップ「みんなで作ろうバードハウス」

@2007年10月19日(金)午後6時半〜8時※終了しています A2007年10月20日(土)午前10時半〜午後2時半----[ご報告レポート]

ギャラリー名古屋 「バードハウス展 −小鳥を呼ぶ家−」 関連
講師:井筒明夫(バードハウス研究家、元ノールインターナショナルジャパン代表取締役)



10月20日(土)、INAXギャラリー名古屋で開催中の「バードハウス」展関連イベント、ワークショップ「みんなで作ろうバードハウス」を行いました。
参加者は、子供から工作初心者、経験豊富な大人までスタッフを含めて14名。

前日の講演会に引き続き、講師に井筒明夫先生をお迎えし、バードハウスとバードフィーダーを製作しました。バードフィーダーとは鳥たちにえさをやるための設えです。水浴びのためのバードバスとあわせ、鳥を招くための基本のセットとなります。

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最初に、井筒先生からバードハウスの歴史などについて簡単な説明をしていただきます。
主にアメリカでは、素材もかたちもいろいろなバードハウスを鳥たちのゲストハウスとして使い、楽しんでいます。インテリアや家族でつくった思い出の品として、家の中でも大切にされることも多いといいます。

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材料は、北海道から送ってもらったバードハウスと井筒先生デザインのフィーダーキット、釘とねじ、装飾のためのペンキやタイル、木です。きりと金づちで組み立てます。電動ドリルを使うと早くつくることができます。雲形や金、色とりどりなINAXのタイルも取りそろえました。これらを使って、オリジナルのバードハウスをつくっていきます。

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製作開始!まず、バードハウスの床と壁を釘で打ちつけます。多少ずれたり、割れ目が入っても鳥たちは気にしません、気にせずに進めましょう。床は、四隅の角が水抜きのために丸くなっています。
初めて会った人同士もお互いに、いつのまにか声をかけ助け合い、とてもいい雰囲気でした。

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屋根は釘ではなく、ねじでとめます。シーズンが終わったあとに、屋根を取って中をきれいに掃除するためです。そうして、次のシーズンに新しい鳥たちを迎える準備をするのです。
本体のできあがり!このバードハウスはシジュウカラ用で、入り口の大きさは2.8cmです。穴の大きさはとても重要。大きさが違うと別な種類の鳥や、大きな鳥、獣が入ってしまうからですね。

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ペンキでバードハウスを塗っていきます。何色にしようか、ああでもないこうでもないと考えたり、相談したり、塗りなおしたり。タイルを窓やドアのかたちに貼ると、とても家らしくなりますね。

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ランチタイムを終えて、今度はバードフィーダーつくりにとりかかります。
四角い木組みにペットボトルを入れたもので、ふたの開閉ができます。
中に入れるのはひまわりの種がいいそうです。

鳥がとまりやすいよう、丸い材木を使います。釘を打つのがちょっと難しいですが、同じ高さの板をしいたり、人に手伝ってもらって、打ちつけていきます。
ペットボトルはえさの入り口用に上を切って、鳥がくちばしを入れられる穴を四方にあけると完成です。
熱くした鉄の棒などを使うと、かんたんに丸い穴をあけることができます。

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最後にできあがったみんなのバードハウスを並べて記念撮影。
ひとつひとつ個性的で、とてもかわいらしい作品ができあがりました。
庭先において、鳥がくるのを毎日待ってみたら楽しいですね。家の中に置いても素敵です。

バードハウス展は、名古屋ギャラリーで11月23日まで
東京会場で12月3日〜2008年2月23日まで開催しています。


ご参加いただいたみなさま、丁寧にご指導くださった井筒明夫先生
本当にありがとうございました。


この場を借りまして、厚く御礼申し上げます。




<終了済>
会場 : INAX名古屋ショールーム2階セミナールーム(MAP)




◇バードハウスの研究家であり、ご自分でも多くのバードハウスを製作している井筒明夫さんを講師に迎え、講演とワークショップのイベントを行います。1回目にはバードハウスのデザイン史を通して人と自然が共生するかたちをお話しいただきます。2回目には実際にバードハウスを制作し、小鳥を招く家作りを体験していただきます。

@バードハウスのデザイン史 -自然と共生するかたち-
日時:2007年10月19日(金)午後6時半〜8時
要予約・参加無料
手話通訳あり


Aみんなで作ろうバードハウス -小鳥をまねく家づくり-
日時:2007年10月20日(土)午前10時半〜午後2時半
要予約
定員:先着20名(小学生は父兄同伴/親子参加可能)
参加費:1300円(昼食は各自ご用意ください)


@Aとも
講師:井筒明夫(バードハウス研究家、元ノールインターナショナルジャパン代表取締役)

※参加ご希望の方はあらかじめお電話かFAX (TEL:052-201-1716、FAX:052-201-1730)
、またはeメールxbn@i2.inax.co.jpへ、参加人数を明記の上、ギャラリーまでお申込みください。

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