黒ぐろ講座@
対談「墨 違いのわかる、墨の見方」
松井孝成(墨運堂顧問)×青木芳昭(京都造形芸術大学教授)
■日時:2018年3月10日(土)14:00-15:30
■会場:INAXライブミュージアム「世界のタイル博物館」講義室
■定員:30名(要申込み・先着順)
■参加費:共通入館料で聴講可
書に使う墨、水墨画に使う墨のみならず、日本人は墨をいろいろな用途によって使い分けてきました。日本人が忘れてしまった墨についての基礎知識、書や水墨画を見ていくために役立つ、墨のイロハを墨と筆を実際に使いながら知ることができる機会です。
1.インクと墨の違い
2.墨(固形墨)とはどのようなものか
3.墨の種類。油煙墨と松煙墨の違い、色の違いはどうして起こるのか
4.原料・煤と膠(にかわ)の量による違い
5.紙による発色の違い
6.水質と墨の関係
7.硯と墨の相性、色の違い
プロフィール
松井孝成
1947年、奈良県生まれ。墨運堂の専務取締役として伝統的な製法を科学的に研究・実証しながら、固形墨と液体墨の製造販売を行う。近代化により煤、膠などの素材の入手が不可能になると、独自に研究・製造を行いながら墨づくりを守っている。
青木芳昭
1953年、茨城県生まれ。1976年 パリ留学、ル・サロン名誉賞受賞。1999年 アカデミア・プラトニカ設立・代表。2015年21世紀鷹峰フォーラム研究協力「絶滅危惧の素材と道具」で害獣の鹿の皮から和膠を復刻、毛から筆・刷毛の道筋を築く。京都技法材料研究会会長。
お申込み方法:メールにてお申し込みください。(先着順)
email: clayworks_event.ilm@lixil.com (予約専用)
メール件名にイベント名「黒ぐろ講座@」と明記の上、
参加者の氏名、参加人数、当日連絡がつく電話番号をご記入の上、お申込みください。
※お申込みの前には、講座番号にお間違えがないか 再度のご確認をお願いします。
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