INAXライブミュージアム 土・どろんこ館

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光るどろだんご全国大会2015ご報告

主催:LIXIL 共催:ANA 中部国際空港
2015年11月29日(日) 
会場/土・どろんこ館


秋晴れのさわやかなこの日、23都道府県の代表選手28名が、同伴者・サポーターとともに光るどろだんごの聖地・INAXライブミュージアム土・どろんこ館に集結し、第8回となる全国大会にのぞみました。
全国36会場で開催された地区予選の総参加者数は801名。そこから勝ち抜き、決戦に挑む光るどろだんごの強豪たちです。


会場の土・どろんこ館に向かうみなさん。「がんばろうね」と言い合う声が、早くも聞こえてきました。

土・どろんこ館に集合



今年はプロの司会者、瀬尾利奈さんが進行を務め、U-streamによる同時配信も。

瀬尾利奈さん



住宮和夫館長の開会あいさつに続き、本日の審査員が紹介されました。

住宮館長




どろだんご・土絵作家 三木きよ子さん(審査員長)




(株)LIXIL 佐竹葉子さん




全日本空輸(株) 柳沼茂敏さん




中部国際空港(株) 大村卓久さん



土・どろんこ館の外には、競技の様子を中継するモニターが設置され、サポーターは、コーヒーや豚汁で暖を取りながら、ここで競技を見守り、声援を送ります。
どんな小さいお子さんでも、一人でつくるのが大会のルールなのです。

テラスにモニター設置




ケータリングサービスも



さあ、いよいよ、競技開始!
取材カメラを気にする様子もなく、一斉に削り始めました。
めざすは、美しい真球。地味ですが、大事な作業です。

大会会場



シャツやセーターを腕まくりして、みんな真剣です。










審査員の先生も、熱心に各テーブルを見て回ります。
姿勢の美しさや、作業周りをきれいに整えているかなども審査のポイントです。

選手も審査員も真剣



今日つくる、光るどろだんごのイメージ画や、制作の時間配分のメモを持ってのぞんだ選手もいました。みなさん気合が入っていますね。

光るどろだんごの設計図



削り終わると色付け作業へ。各自が持参した、とっておきの道具が出てきました。
歯ブラシ、筆とパレット、網・・さあどんなふうに使うのでしょうか。
審査委員長の三木先生は「道具は第三の手。どう工夫して使うかとても重要」と言われました。










でも、やっぱり「指」を使って、大胆に、細やかに、色を付ける選手も。





繊細な絵を描く選手たち。それぞれのテーマを、光るどろだんごに表現していきます。















司会者が、制作中の選手一人ひとりをインタビューしました。
「何をイメージしてますか?」「ラグビーボールです。3歳からラグビーやっています!」
「名古屋で見た海をイメージしました」。楽しいやりとりが、会場をなごませました。










さあ、いよいよ仕上げの工程。光れ、光れ、ラストまでがんばって磨きます。















「終了!」の声に、拍手がわきあがります。みなさん、最後までがんばりました。
作品タイトルを用紙に記入し、順番に展示台に並べます。ライバルの出来栄えが気になるところです。





そして投票。投票権は一人2票。 一票は自分に。もう一票は、いいなと思ったほかの選手の作品にいれます。さあ、結果はどうなることでしょうか。





審査発表と表彰式です。
入賞者が次々と発表されていくなか、中部国際空港のマスコット「謎の旅人フー」も登場して、会場が歓声に包まれました。





今年の最優秀賞は、中部地区代表の中嶋陽子さんの、「雲をぬけ星に願いを」に決定。
飛行機に乗って、雲を突き抜けたときの澄んだ空をイメージした作品。
審査員投票、一般投票ともに1位を獲得した見事な最優秀賞です。
三木審査委員長からは、丁寧な削りと、歯ブラシを使って表現した繊細な雲の流れが評価されました。

中嶋さん



中島さんはこの日、18回目の結婚記念日で「家族にいいプレゼントができました。最高の一日でした」と喜びを語ってくれました。雲を突き抜ければきれいな青空があるように、これからの人生も、希望を持って楽しく生きていきたいという気持ちも込めたと言います。

最後は、みんなで記念撮影。
「みなさんに賞をあげたいくらい力作が揃い、審査が大変でした。世界に一つしかない光るどろだんご。今日の思い出とともに大切にしてください」と、三木先生は選手とサポーターの健闘をたたえ、今年も楽しく全国大会を終えました。

全員で記念写真





●入賞された方々

審査員と入賞者で記念写真



最優秀賞  中嶋陽子 愛知県「雲をぬけ星に願いを」





優秀賞   早坂 里音 福島県「うちゅうにかがやく地球」





優秀賞 土田 愛華 神奈川県 「夜空にかがやく花火」





優良賞   村上 加穂子  岡山県 「クリスマス・イブ」





優良賞 佐藤 大地   広島県 「瀬戸のうずしお」





優良賞 細田 一颯   茨城県 「ふぶきの夜」





ANA賞   梶本 真由  愛知県 「私の星」





セントレア賞 牧野 璃子  愛知県 「かがやく雪のようせい」





LIXIL賞 新納 萌菜  宮崎県 「もえちゃんのおうち」





審査員特別賞(三木きよ子賞)北村 倫之介 高知県「ラグビーワールドカップ」




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