INAXライブミュージアム 土・どろんこ館

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光るどろだんご全国大会2014
ご報告

2014年11月23日(日) 会場/世界のタイル博物館 土・どろんこ館
第7回となる光るどろだんご全国大会。開会式の会場、世界のタイル博物館には、全国37都道府県から45名の代表選手が集結。サポーターも含め総勢123名の参加です。
今大会の最年少は5歳児、3名。最年長は64歳。子どもも大人も同じ土俵でどろだんごの腕を競います。「どろだんごの聖地へようこそ」とあいさつをする、ライブミュージアムの住宮館長の言葉に、選手のみなさんは少し緊張の面持ちです。


「完成した作品だけでなく、制作過程も審査の対象ですから、楽しんでつくってくださいね」と、エールを送る審査委員長の三木きよ子先生(どろだんご・土絵作家)。

選手たちは、決戦の場、土・どろんこ館へ移動。
「はじめ!」の声で、一斉にだんごを手に取り削り始めました。


各テーブルを見て回る審査員の先生方。


色付けになると、それぞれの選手が個性を発揮!
手のひらで色を調合したり、持参した道具で模様を描いたり。


選手とサポータの皆さんにインタビューしてみると・・・。
大阪からのご夫婦。すっかりどろだんごにはまったご主人が選手として出場。
「優勝、狙ってます」。

愛知のセントレア大会を勝ち抜いての出場。「今日はブラッドムーンをイメージしてつくります」。 

クマのぬいぐるみに見守られながらがんばる女の子。「大好きなぬいぐるみを出したら、俄然がんばり出したんです」と、おかあさん。

磨きのための「My瓶」を持参したのは、長崎からの選手。「いつもこれで磨いているのでやりやすいんです。ラストスパートがんばります!」 

どろだんごで、セントレアの夕暮れを表現しようと、繊細に金色のラメを散らしていく選手。応援するお母さんは、なんと全国大会の優勝者。「見てるとやりたくなっちゃう!でもみんな一生懸命でいいですね」。

やがて、会場内にきゅっきゅっと、磨きの音が響き始めると競技も終盤。
ぴかぴかのどろだんごをめざして、最後の力を振り絞ります。


そして競技終了。健闘をたたえて自然に湧き起こる拍手。会場は心地よい高揚感に包まれました。
世界のタイル博物館に、順番に完成した作品を並べて、2014年の力作が一堂に。
どんな出来栄えか、みんな興味津々です。選手による投票と審査員の審査で入賞者が決まります。

中部国際空港のマスコット「謎の旅人フー」も登場して、いよいよ表彰式。
入賞者が次々と発表されていきます。


そして今年の最優秀賞は、香川県代表の三好夢歌さんの「夜空に輝く満点の星」。
歯ブラシを使って表現した夜空の星のイメージが高く評価されました。

最後はみんなで記念撮影

「どろだんごは、人の手で、丸く、愛情込めてつくられています。どうかいつまでも大切にしてくださいね」。三木先生は、選手とサポーターにメッセージを送りました。

●入賞された方々

最優秀賞 三好夢歌さん 香川県
夜空に輝く満点の星

優秀賞 有村俊洋さん 鹿児島県
日本の杉  
 
優秀賞 田中志奈さん  愛知県
セントレアの夕暮れ 
 
優良賞   古賀義弘さん  新潟県
はやぶさ ロケットいっぱいの地球
 
優良賞  松島悠実さん  千葉県
茜空
 
優良賞 堤なぎささん  岡山県
小さな生命(いのち)―大切なあなた―

セントレア賞 丹下湊泉さん 神奈川県
イルミネーションとかっそうろと雪
 
ANA賞    櫻井幹太さん  山形県
惑星K

LIXIL賞    峯田光浬さん  埼玉県
みらくるだんご

三木きよ子特別賞 堺康徳さん  長崎県
未来への扉 

また、来年どんな作品が登場するか楽しみです。


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