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土・泥・やきものと、人々の生活・文化に関する企画展を開催しています。
焼き物の街・常滑 1963−64年シリーズより ―山田脩二の写真・軌跡― ※終了しています
会期:2008年11月1日(土)〜12月7日(日)
企 画 INAXライブミュージアム
後 援 常滑市、常滑商工会議所、中日新聞社
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【山田脩二氏 トーク】
日 程 |
2008年11月1日(土) |
時 間 |
4:30pm〜5:30pm |
会 場 |
「土・どろんこ館」多目的ホールにて |
※聴講無料、定員50名、当日4:00より先着順
※トーク終了後、オープニングパーティーを開催します。
高度経済成長期の1963-64(昭和38-39)年。窯業地・常滑は「焼けば売れた」時代で、400本以上あった煙突からは黒煙が力強く噴き出していました。当時24-25歳だった山田脩二さんは、焼き物の生産で活気付いていた常滑を旅して回り、土管工場の製造現場や周辺の街並み、人々の日常などを鋭く切り取り、克明に記録しました。
瓦屋根から煙突が林立する常滑の街並み、焼き物工場で働く人々、土管や甕、植木鉢がずらりと並ぶなかで無邪気に遊ぶ子どもたち、メーデーに参加する労働者たち・・・。エネルギーに満ち溢れていた、今は懐かしい常滑の姿を中心に、代表作もあわせ、山田さんの写真の軌跡をご覧いただきます。
山田脩二(やまだ・しゅうじ)
1939年、兵庫県生まれ。桑沢デザイン研究所を修了後、印刷会社で印刷と写真技術を2年間学ぶ。退社後、グラフィック デザイナーを目指しながら、常滑や瀬戸内海などを旅する。1970-80年代にかけて、建築写真家(カメラマン)として活躍するかたわら、日本各地を旅して撮影した写真が数多くのメディアに取り上げられた。その後、淡路島の瓦生産地で瓦師(カワラマン)に転身。
伝統的ないぶし瓦を現代に活かす作り手として活動しながら、地域に点在する炭焼生産地の現場を訪ね、“焼き”にこだわり続ける。
【関連書籍のご案内】
『焼き物の街・常滑 ―山田脩二の写真・軌跡 1963−64年シリーズより―』
高度経済成長期の1963-64年、窯業で活気付く常滑を旅した山田脩二さんが撮影した、今は懐かしい常滑の姿を一冊にまとめた写真集。他に、1961-2005年に撮影した代表作も併せ、山田さんの写真の軌跡をご覧いただきます。
【図版構成】2008年11月1日発売予定
B5版、40ページ、ダブルトーン、無線綴じ、定価:1,000円(本体952円)
発行:INAXライブミュージアム ※書店に流通いたしません。
購入のお問い合わせは、電話:0569-34-8282 へお願いします。
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